台本って初稿からどんどん変わりますよね。
その場でペンで書き込んでいくのはもちろんですが、大幅な変更は大元から書き換えることも多いですよね。そんな時、過去の台本を保管していますか?
脚本家のみなさま。
その問題、全部gitでどうにかなる!
ざっくりいうとバージョン管理が出来るんです。
プログラム向けなので文章レベルのファイルと相性がいいです。
webサイトの管理にもすこぶるいいですね!
本業の業務でgitを使うようになってから人生変わったレベル。2016年の印象的な出会いのひとつにgit!エンジニアじゃなくてもgit使うべき!
gitの使い方は自分が書くより優れた資料が沢山あるので詳しくはググって下さい。もうgitのなかった頃には戻れないわ!ってなりますよ!
_最終
_最終修正
_最終修正cue追加ver.
_最終完全版
_最終完全版16:00
_最終完全版20:00fix
みたいな、どれが本当の最終だよ!な感じのちょっとずつ違う似たようなファイルを乱造する必要がなくなります。
コミット(ざっくり言うとセーブ点を作るみたいなこと)する際にコメントが付けられるのでどこを直したかあとから見られて便利!
例)・第2場セリフ全修正・第3場花子のセリフまで修正
・音響FIX
・第2場太郎のセリフは最初のやつに戻す
みたいな感じでどのセーブ点でどこが変わってるのかメモっておけます。
githubやbitbucket等のサービスに登録して使います。最新までの作業どころかこれまでのバージョンがそこにある、戻れる!
突然のPCトラブルも大丈夫。出先から更新も大丈夫。セブンのネットプリント等を駆使すれば、さっきまでカフェで作業していた最新の台本をプリントアウトして稽古にもってくるなんてなことも可能に!
githubやbitbucket上では、変更した箇所がハイライト表示され、before・afterを比較して見せてくれるので、どの行をどう直したのか一目瞭然の明快さ!
大元の台本があったとしたら、第1場のセリフ修正はまだ途中だけどラストシーンの演出も大幅に変わる。照明を考えるのは別の担当者。みたいな同時進行作業の時に、別々の人が同じファイルを修正して最終的に修正点だけをマージするということが可能です。
これを「ブランチを切る」といいます。
もちろん、大元をのファイルをバージョン管理するだけでもめちゃ便利ですが、ブランチの概念を使いこなすとより便利に!
自分が舞台に出演する以上、少なからず脚本のファンであるという側面があります。
ファン心として、全部のバージョン取っておきたい!しかし稽古中はそれどころじゃない!
間違って古いバージョン持ってったらその日の稽古の時間が無駄ですよね…
それに、コレクター魂みたいなものは往々にして一段落してから頭をもたげてくるもの。稽古中はそれどころじゃないので混乱を防ぐ為に捨ててしまったり。
後になって第一稿をもう一度読みたいなアと思った時にもgitなら古いバージョンが…ある!
大作の前には習作があるもの。
劇団(一人の場合も)の貴重な歴史を残すという意味もあります。
ダヴィンチの素描だけで展覧会開けますからね。(引き合いに出すにはレベル違うだろって感じですが!)
もちろん、世界中のPCが突然一気に爆発したらデータは消え失せますね!
まあそんなことになったら先進国は当面文化を楽しむどころじゃない事態になるでしょうから考えなくてもいいでしょう。ホホホ!諸行無常
gitおすすめです。
脚本に絞って書いたけど、小説書く人なんかもいいかもね。
その場でペンで書き込んでいくのはもちろんですが、大幅な変更は大元から書き換えることも多いですよね。そんな時、過去の台本を保管していますか?
脚本家のみなさま。
- 台本_1101ver.拡張子とかで都度保存していますか?編集中で日にまたがった時面倒じゃない?
- 台本_1101ver.、台本_1103ver.、台本_1108ver.、台本_1115_最終ver.、台本_1117_最終_修正ver.…テナ感じにまぁほんのちょっとずつ違うファイルが膨大になったりしない?
- 一旦初期の台本を削除してしまったあとでやっぱりここは稽古初期のセリフに戻そうか〜みたいなことない?
- どこを変えてどこをまだ変えてないのか一目でわかりたくない?
- 最終稿を調整してる最中にPCが壊れた!古いバージョンしかデータが残ってない!なんて悪夢じゃない?
その問題、全部gitでどうにかなる!
gitってなんじゃらほい
git(ギット)は、プログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するための分散型バージョン管理システムである。...wikipediaより
ざっくりいうとバージョン管理が出来るんです。
プログラム向けなので文章レベルのファイルと相性がいいです。
webサイトの管理にもすこぶるいいですね!
本業の業務でgitを使うようになってから人生変わったレベル。2016年の印象的な出会いのひとつにgit!エンジニアじゃなくてもgit使うべき!
gitの使い方は自分が書くより優れた資料が沢山あるので詳しくはググって下さい。もうgitのなかった頃には戻れないわ!ってなりますよ!
おすすめポイント1. 上書き保存で大丈夫。古いバージョンに戻したくなったらすぐ戻せる。
_最終
_最終修正
_最終修正cue追加ver.
_最終完全版
_最終完全版16:00
_最終完全版20:00fix
みたいな、どれが本当の最終だよ!な感じのちょっとずつ違う似たようなファイルを乱造する必要がなくなります。
おすすめポイント2. コメントが付けられる
コミット(ざっくり言うとセーブ点を作るみたいなこと)する際にコメントが付けられるのでどこを直したかあとから見られて便利!
例)・第2場セリフ全修正・第3場花子のセリフまで修正
・音響FIX
・第2場太郎のセリフは最初のやつに戻す
みたいな感じでどのセーブ点でどこが変わってるのかメモっておけます。
おすすめポイント3. オンラインに保存出来る〜しかも全てのバージョンが!
githubやbitbucket等のサービスに登録して使います。最新までの作業どころかこれまでのバージョンがそこにある、戻れる!
突然のPCトラブルも大丈夫。出先から更新も大丈夫。セブンのネットプリント等を駆使すれば、さっきまでカフェで作業していた最新の台本をプリントアウトして稽古にもってくるなんてなことも可能に!
おすすめポイント4. 変わった場所がハイライトされる!
githubやbitbucket上では、変更した箇所がハイライト表示され、before・afterを比較して見せてくれるので、どの行をどう直したのか一目瞭然の明快さ!
おすすめポイント5. 別々の人が一気に作業出来る!
大元の台本があったとしたら、第1場のセリフ修正はまだ途中だけどラストシーンの演出も大幅に変わる。照明を考えるのは別の担当者。みたいな同時進行作業の時に、別々の人が同じファイルを修正して最終的に修正点だけをマージするということが可能です。
これを「ブランチを切る」といいます。
もちろん、大元をのファイルをバージョン管理するだけでもめちゃ便利ですが、ブランチの概念を使いこなすとより便利に!
おすすめポイント6. いちファンとしても
自分が舞台に出演する以上、少なからず脚本のファンであるという側面があります。
ファン心として、全部のバージョン取っておきたい!しかし稽古中はそれどころじゃない!
間違って古いバージョン持ってったらその日の稽古の時間が無駄ですよね…
それに、コレクター魂みたいなものは往々にして一段落してから頭をもたげてくるもの。稽古中はそれどころじゃないので混乱を防ぐ為に捨ててしまったり。
後になって第一稿をもう一度読みたいなアと思った時にもgitなら古いバージョンが…ある!
おすすめポイント7. 文化の保存という意味合いでも
大作の前には習作があるもの。
劇団(一人の場合も)の貴重な歴史を残すという意味もあります。
ダヴィンチの素描だけで展覧会開けますからね。(引き合いに出すにはレベル違うだろって感じですが!)
もちろん、世界中のPCが突然一気に爆発したらデータは消え失せますね!
まあそんなことになったら先進国は当面文化を楽しむどころじゃない事態になるでしょうから考えなくてもいいでしょう。ホホホ!諸行無常
とにかく
gitおすすめです。
脚本に絞って書いたけど、小説書く人なんかもいいかもね。