photo by.Glowhair,2010 |
鏡に映った自分の顔に向かって「お前は誰だ!」と言い続けたら確かにゲシュ崩タル解トしちゃうかもしれませんが、鏡に映った背中に向かって「お前は誰だ!」とは、言えない…。まあ、言うだけなら言えるけど、厳密には、背面に向かっては言えないのよ。だって言うのは正面にある口だしね。
この、背面の文字通り背面なところ…いいよネ!
切り離せないくせによそ事なところ、すばらしいネ!と思いますね。
切り離せないくせによそ事なところ、すばらしいネ!と思いますね。
背面を撮られたとしても、普段自分で見られないから無駄な自己イメージが無い分、さらけ出された写真と自己イメージのギャップに苦しむ必要がないところがいい。
顔だと、「アングルのせいで二重あごに!」とか、「この照明にこのメイクは気持ち悪く見えるウワア…」とか、逆に「これはすごいよく写ってるな〜!」というブツでも「これを他人に見られたら写真詐欺だと思われそうだな…実物見てガッカリされるよりはちょっとイマイチな写りの方がいいかも…でも会った事無い人はそのイマイチな姿を目に焼き付けてしまうのかい?とはいえあまりにも実物より綺麗な写真を上げても(略)…」とかね、余計なこと考えてしまうんですよね。
その点背中は、確実に自分のものである筈なのに、見慣れてない分フワッと客体として扱えるというか…最悪、私の背中じゃないかもしれませんよ?としらばっくれちゃえる自由さすらあるというか…そう、そういうところがイイ!背面いいね!自由がここにある…!と思えます。
追いかけても永遠に届かないんですが(だって後ろにあるんだし)、でも実はここ(背面)にあるんですよね…そう、青い鳥、ここにいた…。みたいなね。どこにフリー…?ここにフリー…!みたいなね!フッフー ever free だね!
おしまい
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