最近SPEEDが好きです。
いや私SPEEDの皆さんよりほんのり年下という、全盛期直撃世代なんですけど、当時は全く興味ありませんでした。
仲良くしている友達のほぼ全員がSPEED大好き!という状況でしたがちょっとヒネた子どもだったので、ケッ…意味深な歌詞歌いやがってよぉ…ジャリンコのくせに…(※自分の方が年下のくせに)と思っていました。洋楽聴き始めてJPOPはあんまり(笑)みたいなリアル中二病でもありました。
が、先日ヒョンなことから復活したSPEEDが以前の曲を新録で出したアルバムを聴きました。
そう、コレですね! SPEEDLANDね。
→あれ…?いいじゃん!
→最近のライブ映像見る→イイネ!
→ていうか懐かしいなぁ!→当時のPV見る
→いや~クオリティ高いわ!すごいわ!若いのに!
→実は私が意地張ってただけで当時も別に嫌いだったわけじゃないんじゃないの~…?
…みたいな気分にさせられました。
う~ん実は当時もそんなに嫌いじゃ無かったんじゃ疑惑に関しては根が深そうなのでおいておきますが、そんなこんなでここ1週間くらいSPEEDばかり聴いています。
基本的に歌って踊れるグループや人は好きです。
Perfumeも好きですし。
…まあ、ざっくり言えば女の子アイドルが好きなんですね。
だがしかし!AKB系にはなぜか惹かれない。可愛い女の子大量にいるというのに、なぜだろか。
その理由を自分なりに考えたんですけど、きっと私の心の中にはいまだに中高生の頃の自分が生きてているんですね…言うなればインナーチャイルドならぬインナー生徒(スチューデント)というところでしょうか。
その生徒は女の子アイドルの中に「自分がなり得なかった当時の自分」を求めているんですよ。校則やら制服やら、いつまでも続くように感じた授業や毎日から抜けだしたい!という気持ちですよ。それが保護者や制度や色んなものから守られているからこそある、というのも全く気が付いていないわけではないけど、それでもやっぱり駆け出したいの!ジレンマなの!という青いパッション…!を私はアイドルに求めたいのね。
だから当時のSPEEDの曲にちりばめられた「ここから抜け出したい」という気持ちにこそ非常に憧れを覚えるし、
ももクロを好きなのも彼女たちが「制服脱ぎ捨て華麗に変身」(from 行くぜっ!怪盗少女 )するからかもしれない…と。
で、AKBはどうして好きじゃないのかというと、もはや女子高生ではない人たち(そうでもないメンバーもいるけど)が制服を着ていたり、進んで(楽しんで)制服を着ているようなきらいがある…。つまり、”制服脱ぎ捨て感”をアイドルに求める自分にとって、制服の持つ力をいつまでも利用せんとするところにアイドルとしての魅力を感じられないのかな…と思ったのでした。
女子高生でないのに女子高生の制服着ること自体は悪いとは言わないけど、それをカードとして振りかざすのはちょっと限度があるだろうと…。なんかイコール若い世代万歳みたいな、ネオテニー礼讃に繋がっているのではないか?という気持ち悪さを覚えてしまいます。
いや、若さが素晴らしいことはわかっていますけど、それに執着しすぎるのもあんまりナァ…ということです。
そしてAKBそのものにアイドルとしての魅力を感じないだけであって、グループそのものが嫌いとかでは別にないんですけど…
ま、あくまで若いアイドルには制服脱ぎ捨ててほしい、という、インナースチューデント飼い主からの一意見です。
あーもう長すぎるぜ!おしまい。
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